ラリー コ・ドラ編2

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結構ラリーをやりたい人は、やはりドライバーが多いという状況ですが、コ・ドラって楽しいの?と言われると楽しいです。
確かに車自体はドライバーによって走らせられていますが、コ・ドラは重量物に過ぎないのかと言われると、そうではないんですよね。
実際に自分はドライバーもコ・ドライバーも共に経験したことのある人間ですが、コ・ドラというのはとても重要な役割なんだなと思います。
実際に、日本のラリーのほとんどは夜中に人の住んでいないような林道を使ってひっそりと走ります。
ほとんど明りのない道を走っていくわけです。
そうすると、道を知らない人間が林道というすれ違いも難しいような細くて曲がりくねった道を車の能力を生かして走るのはほとんど不可能に近いものがあります。
場所によっては、ガードレールもない道を走行しますので、道路から飛び出した瞬間に落下ということになるわけですね。
そこでドライバーにアクセルを踏ませてあげられるのはコ・ドラの役割というわけです。
ペースノートがなく、周りがペースノートを持っていたという中で、ラリーに出たことがありましたが、恥ずかしい話、1分後に出走した車をパスさせたことがあります。

コ・ドライバーはドライバーがスムーズに走れるように誘導をするわけですね。
実際に、助手席に乗って、SS区間をドライバーが走っていますが、コ・ドラは今現在いるコーナーを気にするよりも、先の道がどうなっているのかという方に意識が行きます。
ペースノートを読みながら、次のコーナーとその先の道路状況をイメージ出来ますので、ドライバーにどのタイミングでその情報を伝達してあげるかということを考えたりします。
現にハイスピードで走っている場合には、その先が急なコーナーであったり、道幅が狭くなるコーナーなどは、車の車速を下げないとコースアウトやクラッシュの危険が増すわけです。ですので、早めにブレーキをかけさせてあげないといけなくなるので、その情報伝達は早めに行わないと間に合わないんですよね。

簡単にいうとこういう感じです。

・車速が乗っていて、先で結構な減速が必要な場合:コーナー情報は早めに。減速が必要な旨を伝える。
・上り坂の頂上よりも先が見えない場合:頂上よりも先の情報を早めに教える。
・コーナーが短く、その後直線になる場合:コーナーに飛び込むよりも手前でその先の直線についての情報も伝える。
・コーナーが長い場合:コーナーの途中でその先のアプローチについて伝える。

こういった情報をドライバーが聞くことによって、コーナーの立ち上がりをどうするか、ライン取りをどうするかと考えて車を操ることが出来ます。

実際にコ・ドラをやっている時にも、自分だったらこう走らせて行くだろうなということを想像しながらペースノートを読み上げていたりしますので、ドライバーが突っ込みすぎたとか、乗れているとかが結構分かるものです。

SSのフィニッシュ通過したときに、ドライバーが満足していた時には、正直「勝った!」という満足感がありますね。誰に勝ったかというのは良く分かりませんが、周りのライバルに勝ったのか、コースに勝ったのか、何だか分かりませんが、これを実感できるのがコ・ドライバーの醍醐味だと思います。

自分がダートトライアルの練習会なんかに行くと、助手席に皆さんが喜んで乗ってくれますけど、あくまでもジェットコースター気分で乗り込んでいると思いますが、コ・ドラをやると、ジェットコースターに載せられている感ではなく、ドライバーの走りを制御している楽しさがありますので、ハンドルを握っていなくても、ラリーを組み立てることができるという美味しい走りです。

・ダートトライアルの同乗走行の場合=「刺激的な走行を体験できる」
・ラリーのコ・ドラの場合=「ドライバーの運転を自分が想像するように走らせることができる」+「刺激的な走行を体験できる」
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ラリー コ・ドラ編1はコチラ
http://hiyococlub.exblog.jp/17401325/
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ランサーエボリューションオーナーズクラブ
Brionac(ブリューナク)
http://brionac.justhpbs.jp/

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by heart-beat_motors | 2012-04-15 13:15 | モータースポーツ | Trackback | Comments(0)

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