ランエボのブレンボのブレーキパッド交換
本日、1号機のブレーキパッドを交換しました。
今まで使っていたパッドも減ってきたことと、効きが悪くなったので
BRIGさんの競技用ブレーキパッドをぶち込みました。
ラリー用ハードというもので、さてさて交換したらどうなるのか。
フロント:RH05 セミメタリック素材
ローター適正温度 50℃~850℃
摩擦係数 0.35~0.50
リア:RH セミメタリック素材
ローター適正温度 30℃~850℃
摩擦係数 0.45~0.70
カタログ値的には素敵。ハイスピードラリー用という代物なので、結構な初期制動力が与えられているはず。ということで購入しました。
さて、交換です。まずやることは、ボンネットを開いて、ブレーキフルードのリザーバータンクを開けます。パッド交換の時には、キャリパーのピストンを押すので、リザーバータンクへフルードが戻ってきてしまい、圧力が高まってしまったり溢れる危険性が高いのでお忘れなく。
さて、次にやることは、ホイールを外すことからです。ジャッキアップする前にホイールナットを緩めておいて、緩めたらジャッキアップします。
ジャッキアップしたら、ホイルを外し
パッドの取り外しにかかります。
ブレンボキャリパーの楽チンなこと。2本のピンを抜くことから始めます。ポンチなどを使ってハンマーで叩いて抜き取ります。注意しないといけないのは、エボⅤは叩く前に裏側についているピンを固定するピンを抜かないと叩いても動きません。Ⅵ以降は裏側に固定用のピンがないので叩けば良いだけなんですけどね。
さて、抜き取ってこんな感じです。
新品のパッドをぶち込みますが、ここでやらなければならないのは、ピストンを押し戻す作業です。使っているとパッドが減って薄くなったぶん、ピストンが出てきていて新品の厚いパッドは入りません。そこでピストン戻しの作業をします。てっとり早くプライヤー使って押し戻しました。
あとは泣きを低減するためにグリスをパッドの裏側に塗って。ローター側の方に塗ると止まらなくなると思いますので、くれぐれもお間違いなく。
新しいパッドを入れたら取り外し作業の逆の手順でプレートと一緒にピンを差し込んで固定します。裏からポンチ使って程よく優しく叩いて終了。
フロントは外すとこんなんですけど、おんなじ作業です。
ただ、リアは左右に1つずつの計2つのピストンの2ポッドキャリパーなんですが、フロントは左右各2つ、計4つの4ポッドキャリパーなので面倒ですので、初めてやられる方は頑張ってください。
あとは、各パッドを付け終わったらブレーキフルードがあふれないかを目視しながら、溢れそうなら減らしてあげてということを忘れてしまうと、フルードが漏れてしまいますので注意して下さい。
おおよそ1時間で作業終了。この作業を量販店で頼むと1万円くらい取られるようですので、自分でできちゃった方がお得です。
作業終了後、馴らしと制動能力を知るために試走。今回はシムを外したので、低速時の鳴きは結構ありますが、よく止まる方を優先。馴らしもしたことと、フルブレーキかけましたが、よく止まります。
いやぁ、大満足。今度2号機にも投入しようかなとも思います。
by heart-beat_motors | 2009-02-05 14:35 | 車 | Trackback(4) | Comments(0)